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なぜ『腹式呼吸』なのか?
2006年 10月 11日
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さて『A・Q・A』投稿第一弾、まずは歌を歌う基本中の基本、『呼吸』についてお話したいと思います。早速Humが何か喋ります。
皆さんはいつも、体のどこで呼吸をしていますか?
お腹ですか?胸ですか?それとも肩でしょうか?
普段生活しているときの呼吸では、体のどこかが顕著に動くことはまず無いでしょう。
しかし、例えば今から100mを猛ダッシュしたとすると、大抵は息切れを起こし、それは肩で呼吸をしているように見える事でしょう。
そして、僕らは合唱をするときによく、『お腹で呼吸する』と言った言葉を耳にしますよね?
結局、僕らはどこで呼吸しているのでしょう。
正解は、いつでも同じ『肺』です。
人間の体の構造的にもココしかあり得ませんよね?
ではなぜ『腹式呼吸』なのでしょう??
人間の呼吸は大きく2つ、『胸式呼吸』『腹式呼吸』に分かれます。
『胸式呼吸』…これが顕著なのが『肩で呼吸をしている』状態。イメージとして、肺は上方へ膨張していく。横隔膜は上半身側に押し広げられる。
『腹式呼吸』…イメージとして、胸式呼吸の反対。横隔膜が下方へ押し広げられ、肺は下方へ膨張して行く。
二つの大きな違いは横隔膜の位置、そして肺の膨らみ方。
ここに、『腹式呼吸』が薦められている理由があるのです。
『胸式呼吸』
肺が上方に膨らむ
↓
肋骨や背骨に覆われているため、一定の空気を吸い込むと胸郭の内壁に密着(→吸い込める量にはおのずから限界がある)
↓
肋骨、鎖骨およびこれらを取り巻く筋肉の緊張(→不要の力が入ってしまう)
↓
肺が無理に広げられ、息の詰まった状態になる
『腹式呼吸』
肺が下方に膨らむ
↓
ぶつかるのは横隔膜のみ
↓
横隔膜は収縮自由(→無駄な力が入らない)
↓
訓練によってより多量の空気を吸い込む事が可能
以上から、発声でとても重要な『呼吸』において、『胸式呼吸』よりも『腹式呼吸』の方がはるかに有利であると言えるのでした。
次には、今回の事を含めて「腹式呼吸のイメージを掴むために」をお送りしたいと思います。
次からは絶対こんなに真面目に書かないと思う。。。(汗)
皆さんはいつも、体のどこで呼吸をしていますか?
お腹ですか?胸ですか?それとも肩でしょうか?
普段生活しているときの呼吸では、体のどこかが顕著に動くことはまず無いでしょう。
しかし、例えば今から100mを猛ダッシュしたとすると、大抵は息切れを起こし、それは肩で呼吸をしているように見える事でしょう。
そして、僕らは合唱をするときによく、『お腹で呼吸する』と言った言葉を耳にしますよね?
結局、僕らはどこで呼吸しているのでしょう。
正解は、いつでも同じ『肺』です。
人間の体の構造的にもココしかあり得ませんよね?
ではなぜ『腹式呼吸』なのでしょう??
人間の呼吸は大きく2つ、『胸式呼吸』『腹式呼吸』に分かれます。
『胸式呼吸』…これが顕著なのが『肩で呼吸をしている』状態。イメージとして、肺は上方へ膨張していく。横隔膜は上半身側に押し広げられる。
『腹式呼吸』…イメージとして、胸式呼吸の反対。横隔膜が下方へ押し広げられ、肺は下方へ膨張して行く。
二つの大きな違いは横隔膜の位置、そして肺の膨らみ方。
ここに、『腹式呼吸』が薦められている理由があるのです。
『胸式呼吸』
肺が上方に膨らむ
↓
肋骨や背骨に覆われているため、一定の空気を吸い込むと胸郭の内壁に密着(→吸い込める量にはおのずから限界がある)
↓
肋骨、鎖骨およびこれらを取り巻く筋肉の緊張(→不要の力が入ってしまう)
↓
肺が無理に広げられ、息の詰まった状態になる
『腹式呼吸』
肺が下方に膨らむ
↓
ぶつかるのは横隔膜のみ
↓
横隔膜は収縮自由(→無駄な力が入らない)
↓
訓練によってより多量の空気を吸い込む事が可能
以上から、発声でとても重要な『呼吸』において、『胸式呼吸』よりも『腹式呼吸』の方がはるかに有利であると言えるのでした。
次には、今回の事を含めて「腹式呼吸のイメージを掴むために」をお送りしたいと思います。
次からは絶対こんなに真面目に書かないと思う。。。(汗)
by koryo-chorus
| 2006-10-11 22:38
| A・Q・A
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